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ピアノの発表会でやってよかったこと10選【2024年版】

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ピアノ発表会

ピアノの発表会といえば、出演する生徒がソロ演奏をするスタイルが主流です。
毎年ソロのみで終わる発表会、シンプルで良いけれど、ちょっと変化がほしいと思ったことはありませんか?
「せっかくホールを借りているのだからステージを有効に使いたい」
「生徒によって演奏時間の差があり、参加費を一律にするのが心苦しい……」

あるいは毎年のことなので、「レッスン以外の準備が負担」という先生もいらっしゃるのではないかなと思います。
こちらでは私の経験も含めながら、発表会でやってよかったことを【演出編】と【準備編】に分けてご紹介します。

【演出編】

1.講師演奏

生徒や保護者からも「聴けてよかった」の声をいただくことが多い講師演奏は、導入されている先生も多いかなと思います。
「講師演奏」 と聞くと、すごく難しい曲を弾かなければならないような気がしてしまいますが、そんなことはありません。
確かに、技巧的な曲のほうが「おお~!」という感想は多いですが、“自分で選んだ曲を大切に弾く”ということこそ、ピアノの発表会の本質だと思います。
そんな想いもこめながら、講師演奏を取り入れてみてはいかがでしょうか。
複数の先生合同での発表会なら、オープニングとエンディングにそれぞれ演奏、連弾などのスタイルも良いですね。

2.連弾だけの部を作ってみる

まだピアノを始めたばかりの方をサポートする連弾だけではなく、ソロにプラスして連弾オンリーの部を作ってしまうのも楽しい発表会になります。
ご家族やお友だち同士の演奏のほか、先生ひとりに生徒が全員プリモでかわるがわる……な演奏も思い出になって良いものです。
生徒同士の連弾では練習スケジュールを組むことが大変かもしれませんが、アンサンブルの経験はソロ演奏にも繋がる大切な糧になります。
「ソロでは……」という方や、発表会が初めての方にも参加を勧めやすいこともポイントです。
4手だけでなく、6手連弾や曲中に演奏ポジションを変える曲なども盛り上がると思います。

3.他楽器の演奏を入れてみる

弦楽器や管楽器など、ピアノ以外の楽器の演奏を取り入れるのもアクセントになってよいですね。
プロの演奏を聞くことも刺激になりますし、生徒さんの中に他楽器を演奏できる方がいたら発表してもらうことも良いでしょう。
さらに、弦楽アンサンブルや小編成のアンサンブルをゲストに呼ぶのも華やかでおすすめです。
こちらは出演者の人数とのバランスを考えて組んでみると良いですね。

4.合唱やハンドベルなどの全員参加プログラム

ピアノ演奏を聴くときは横からの視点なので、正面で顔が見られるステージをプラスするのも良いでしょう。
誰でも知っている曲なら気軽に参加できますし、全員でひとつのステージを作り上げることは感動するものがありますよね。
取り入れるなら、それぞれの出番が終わってホッとした、プログラムの一番最後がおすすめです。

5.オープニングムービー、エンディングムービー

普段のレッスン風景を動画撮影・編集して、開演前のロビーやオープニングにステージのスクリーンで流すことも素敵な演出です。
レッスンの様子って、保護者はあまり見ることができないので、こういった動画は嬉しいんですよね。
私の子どもの生活発表会DVDのオープニングが普段の練習風景を映したものだったのですが、保護者的には「これ見たかった!ありがとう!」という気持ちになりました。
発表会の本番をダイジェストにしたエンディングムービーは、ソロ以外のプログラムの多い発表会に特におすすめです。

ピアノ発表会動画撮影 ピアノ発表会 DVD

【準備編】

6.当日の衣装を着てレッスン(リハーサル)

発表会の衣装のことは「こういう感じで~」と伝えながらも生徒やおうちの人におまかせしてしまいがち。
その日初めて着た衣装のせいで、生徒が上手に弾けなくなってしまうのは残念ですよね。
裾の長いドレスはもちろん、かっちりとしたジャケットやシャツなどの腕の可動も確認したいところです。
何度も出演していて衣装は心配ない方でも、当日履く靴は必ず確認しましょう。
普段、レッスンやおうちの練習では靴を履いて弾くこともほとんどないですから、レッスンの中でペダリングや歩き方なども見てあげると良いですね。

7.プログラムにひとことコメントを挟みこむ

ピアノというのは始める年齢によって、ある程度の差がついてしまう習い事のひとつです。
同じ学年でレベルの違う曲を弾くことに、抵抗がある方も少なくありません。
もしプログラムに学年を表記するお教室であれば、別紙でコメントを挟んであげるのもちょっとした配慮かもしれません。
そんなときに、「ピアノを始めたばかりです。がんばります」などのコメントがあると、ほっこりしますよね。
小さな生徒さんには保護者の方からのメッセージなどがあっても、また微笑ましい雰囲気になりそうです。

8.プログラム作成を全てプロに任せてしまう!

直前に修正が必要だったり、名前の漢字確認があったりと、発表会準備の中でも気を遣うもののひとつ、プログラム作成。
自宅で印刷をしていると、「インクがない!」「なんだかずれて印刷されている」などの小さなトラブルにイライラすることもあります。
そんなプログラム作成を思い切って、印刷会社に任せてしまうこともひとつの案です。
日程の締め切りがあるので急な曲変更に対応できない点はありますが、その時間を講師演奏やレッスンにあてられるのは良いですよね。
レイアウトのずれなど、細かな修正もおまかせできて印刷の手間もないので、準備が楽になると思います。

9.ステージ花を記念品のひとつに

私がいいなと思った会場装花の方法に、生徒分の小さな花束をまとめて花器に入れ、大きなお花のように見せて飾った発表会があります。
発表会が終わったら生徒ひとりひとりに手渡せますし、最後に「誰が持ち帰る?」もなくて一石二鳥。
鉢花を飾るスタイルよりも持ち帰りの負担がなくて良いなと思いました。

10.撮影スポットを準備してみる

こちらは保護者側で参加した経験なのですが、ドレスアップした姿をちゃんと残したいと思ったときに意外と当日はバタバタしてしまって良い写真がないということも……。
「発表会は演奏するための場」ということが大前提ではありますが、ステージ写真は横からがほとんど。
全身を写そうと開演前に写真を撮ってもイマイチ緊張している表情になってしまうし、終演後のロビーで慌ただしく撮っても背景が人だらけ……となると、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。
そんなとき、あらかじめ撮影していい場所があると良いなあと感じました。
特別な装飾でなくて、教室の名前と発表会の日程のあるポスターを貼るというような簡単なもので構わないと思います。
よくある、看板前などに毎年列ができてしまいそうであれば分散できるというメリットもあります。

今回は発表会でやってよかったこと10選をご紹介しました。
あれもこれも取り入れるのは大変なので、「今年はこれ、やってみようかな」とひとつでも思っていただけたら嬉しいです。
お教室に合ったスタイルを維持しつつ、発表会にちょっとだけ新しいエッセンスを加えられたら幸いです。

記事を書いた人

小沼雅美

大手音楽教室ピアノ講師

音大在学時から現在にいたるまで、さまざまな角度でピアノ教育を研究。

通っている生徒、保護者が安心できるレッスンを目指している。

現在は5歳になる息子のピアノのやる気をどう引き出したら良いか頭を抱えている。


ステージムービーでは、ピアノ発表会の動画撮影・DVD制作をしています。

専用の機材を用いてカメラマンが発表会の会場に出向き、ご要望に合わせて映像を撮影します。

撮影後の編集もこちらで承りますので、きれいな映像を記録したい方に最適です。

興味を持っていただけたら、まずはお気軽にご相談くださいませ。


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