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盛り上がる!楽しく学べる!キッズダンスレッスンのウォーミングアップ6選【2024年版】

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キッズのダンスレッスンを持つ先生の中には、「集中力が続かない」「つまらなそうにしてレッスンをまともに受けてくれない」
という生徒たちに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。

ウォーミングアップの時点で子どもたちの集中が切れてしまうと、「もうどうすればいいの…」と困惑してしまいますよね。

子どもたちは「楽しい」と思えなければ集中してレッスンを受けるのは難しいです。
ウォーミングアップですら義務感があると、そもそもレッスンに身が入らなくなってしまうでしょう。

この記事では、キッズダンスレッスンにおすすめの“盛り上がり楽しく学べるウォーミングアップ”をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。

■多くのキッズダンス講師がぶつかる壁「子どもの集中力を保てません…」

「子どもたちの集中が保てない…」という悩みは、多くのキッズダンスの先生が一度は感じたことがあるでしょう。
どんなにダンスが好きな生徒でも、楽しくなければ集中力が切れてしまったりレッスンが嫌になってしまったりします。
最悪「レッスン行きたくない」と言い出してしまう子もいるかもしれません。

キッズのダンスレッスンでは、“ダンスを教える”以前にまず「レッスンって楽しい場所なんだよ!」ということを体感させてあげるのが大切です。
「楽しいウォーミングアップ」はその“楽しいレッスン”を作る工夫の一つ。

ゲーム感覚・遊び感覚で楽しく笑いながらウォーミングアップができれば、その日のレッスンが「なんだか楽しかったなぁ」という感情で記憶に残り、また来たいと思ってもらえます。

「ダンスのレッスンだからダンスっぽいことをしなきゃ」という固定概念を一つ外し、さまざまなスポーツのウォーミングアップと組み合わせてみるのもおすすめです。
次からは、ダンス・その他のスポーツ・保育園などで行われているウォーミングアップや遊びの中でも、キッズのダンスレッスンに活かせるものを6つ紹介します。

■楽しく学んで集中力アップ!キッズダンスレッスンの盛り上がるウォーミングアップおすすめ6選

工夫をすれば幾通りもあるウォーミングアップですが、ここではとくにキッズダンスに活きる6つをまとめました。

・リズム鬼ごっこ
・ストップゲーム
・手合わせコンタクト
・手拍子リズムどり
・かみなりゲーム
・人間知恵の輪

順番に解説します。

◇リズム鬼ごっこ

リズム鬼ごっこは、ダウンやアップなどのリズムトレーニングをしながら鬼ごっこをする遊びです。
リズム感やダウンアップなどの身体の使い方を鍛えながら、遊び感覚で楽しくトレーニングできます。

【やり方】
① 鬼を決める
② 最初は何から始めるのかを決める(ダウン・アップ・ステップタッチなど)
③「次ダウン!」「次アップ!」などの指示を出しながら、リズムどりの形を崩さないように鬼ごっこをする
④ 曲が終わるまで続ける

普段のリズムトレーニングで集中できない子はもちろん、いつもは力んで上手くリズムを取れない子にもおすすめです。

◇ストップゲーム

ストップゲームとは、音楽が流れている間は動き、音楽が止まったら動きをストップさせるゲームです。
動いたり止まったりする動作を繰り返すため、身体をコントロールする力や瞬発力が鍛えられます。

【やり方】
① 音楽を流している間、子供たちは動き回る
② 音楽がストップしたらその場に止まる

ストップゲームではさまざまなアレンジも試してみてください。
例えば、音楽が流れている間は「ダンスをする」というルールを取り入れたり、音が止まったら「片足立ちで止まる」というルールを取り入れたりなどがあります。
また「音が止まった時にストップできた人が勝ち残る」というゲームにしてみても面白いでしょう。
(参考:https://hoiku-is.jp/article/detail/2102/)

◇手合わせコンタクト

手合わせコンタクトでは、2人組で手のひらを合わせて行うペアワークです。

【やり方】
① 2人組になり、鏡になって片手の平どうしを合わせる(1人は右手、もう1人は左手)
② 片方の人は目をつぶる
③ もう片方の人は、目をつぶった人の手を手のひらで色々な方向に動かし誘導する

手のひらで誘導する人は、目をつぶっている人の前方だけでなく横方向や背面にも手を動かして誘導してあげましょう。
目をつぶっている人の腕がどこまで動くのかを模索しながらいろんな方向に手のひらで誘導してあげるイメージです。
手合わせコンタクトでは、腕や体の新たな可動域を知れる・バランス感覚を鍛えられるなどの効果があります。
また、ペアで行うことでコミュニケーションも取れるため、レッスンにまだ馴染めていない子がいる場合にもおすすめです。

◇手拍子リズムどり

手拍子リズムどりは、ランダムに流す音楽に合わせて手拍子をするトレーニングです。

【やり方】
① 先生はあらかじめ、いろんなリズムの音楽を何曲か用意
② 生徒さんには「流れた音楽のリズムに合わせて手拍子をしてね」と指示を出す
③ 音楽を途中で切り替えたりスキップしたりして、いろんなリズムに手拍子で対応できるようにする

小さいお子さんや、まだダンスを始めて間もないお子さんだと、ダンスでリズムが上手く掴めない場合も多いでしょう。
手拍子リズムどりでは、「流れた音楽に合わせて手拍子をする」という単純な動きでリズム感を鍛えられます。
また、「音をよく聴く」というトレーニングも自然にできるため、続ければダンスの上達にも効果的です。

◇かみなりゲーム

かみなりゲームとは、「かみなりが鳴ったらおへそを隠す」という昔からの言い聞かせを遊びに派生させたゲームです。
楽しく遊びながら、全身を動かして身体を温めたり瞬発力を鍛えたりできます。

【やり方】
① 生徒たちは仰向けで寝転がった状態からスタート
② 先生は「ゴロゴロゴロ…」とかみなりの音の真似をする
③「ドカン!」というかけ声と同時に、子どもたちはおへそを取られないようにうつ伏せになる
④ 先生はうつ伏せになれていない子を捕まえに行く

先生のかけ声は「ゴロゴロゴロ…ドカン!」以外にもアレンジは多様です。
「か…か…かみなり!」というかけ声を使えば、たまに「か…か…かみのけ!」という「かみなり」以外の言葉を言ってフェイントをかけるという遊び方もできます。
「先生の言葉をよく聞き、瞬時に反応する」「ルールを守る」という力を楽しく遊びながら鍛えられるため、子どもたちの成長やレッスンの集中力アップにも繋げられるでしょう。
(参考:https://hoiku-is.jp/article/detail/992/)

◇人間知恵の輪

小学校のレクレーションなどで取り入れられることも多い「人間知恵の輪」は、キッズダンス教室でのトレーニングとしてもおすすめです。友達と協力することの大切さ・コミュニケーション能力・考える力・体幹など、多くの要素が遊びながら鍛えられます。
なお、人間知恵の輪は少人数でも十分に楽しめます。以下は、人間知恵の輪を2人組でやる場合の方法です。

【やり方(2人組でやる場合)】
① 向かい合って両手をつなぐ
② 「手をつないだまま、腕をくぐって一回転して戻ってきてね」と指示を出す

2人組の人間知恵の輪は、以下の動画がとても分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
※動画参考:https://youtu.be/4QYyrw2bjYo?si=yq8VD4jsM5thko96

人数が多い場合は、3人以上で絡まって誰か1人が知恵の輪をほどく役をするのも良いでしょう。

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■遊び・ゲーム感覚のウォーミングアップは「生徒たちの性格に合わせて行なう」のも大切

これまで紹介したものも含め、遊び・ゲーム感覚で行うウォーミングアップでは「競争・勝敗があるもの」をやるかやらないかメンバーを見て決めるのが1つのポイントです。

勝敗があっても楽しめる生徒たちなら白熱して盛り上がるため効果的ですが、“負けたら泣いていじけてしまう”という子もたまにいます。いじけてしまうと、本人も傷ついてレッスンに嫌な記憶が残ってしまいますし、その場にいる他の生徒さんたちも気まずくなってしまうかもしれません。

まずは“子供たちの性格を把握”するのが大切です。

そのうえで、みんなが楽しめて身体をしっかり温められる・リズム感やバランス感覚を鍛えられて楽しくレッスンできるウォーミングアップをしていきましょう。

■まとめ

キッズダンスレッスンで子どもたちの集中力を上げる・保つためには、まずは「レッスンって楽しい!」という気持ちを感じさせてあげるのが1つのポイントです。そのために、ウォーミングアップを“遊び・ゲーム感覚”でできる方法をたくさん研究して試してみてください。

子どもたちは、レッスンの中で“楽しい”と思える記憶が積み上がっていけば、レッスンを受ける態度やモチベーションも自然と変わってくるはずです。

子どもたちの様子をよく観察し、長い目で成長を見守りながら、先生自身も“先生という仕事”を楽しんでいってくださいね。

記事を書いた人

舘明奈(たて あきな)

ダンスインストラクター

映画「チア☆ダン」のモデルとなった福井県の高校生チアリーダー部JETSの卒業生であり、

ダンスインストラクターとして活動するWebライター兼Webディレクター。

もとは動物看護師として就職していたが、やりたいことを思いっきりやる働き方を目指し、在職中にWebライティングを学び始める。

学び始めて3カ月で独立し、2022年にフリーランスに転身した。

今はWebライター・Webディレクターとして活動するかたわら、高校時代の同期が主催するダンススクールにてチアダンス・JAZZダンスのコーチ(インストラクター)を務める。

また、姉妹校のラグビースクールや広報の業務にも携わっている。

子供たちの個性がすくすく育つスクールを目指して、自分自身も日々精進中。




ステージムービーでは、ダンス発表会の動画撮影・DVD制作をしています。

専用の機材を用いてカメラマンが発表会の会場に出向き、ご要望に合わせて映像を撮影します。

撮影後の編集もこちらで承りますので、きれいな映像を記録したい方に最適です。

興味を持っていただけたら、まずはお気軽にご相談くださいませ。

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